選択肢の無さがあなたを苦しめる!これからの“働き方”について考えよう!
先日、双極性障害の方とお話しをする機会がありました。
見た目は普通のおじさんで、話してみると陽気で明るい印象なんですが、なんかちょっと変わってるなぁ〜って感じの人でした。
どんな風に変わってるのか上手く説明できないのですが…
なんとゆーか “普通” とか “一般” のコミュニケーションと比べると、なんかちょっと違和感のある「あの人、良い人なんだけど、ちょっと変わってるよね⁉︎」的なソフトな感じです。
その方(以下:Aさん)は、誰もが知っている上場企業に勤めていました。(現在は休職中)
Aさんはそこそこ上の立場(マネージャークラス)だったらしく、営業から開発、広報といった具合に何でもやっていたそうです。
…とゆーより、やらされてたらしいです。
いわゆるブラック企業だったそうで、月の残業は300時間近くあったらしく、会社に居るのが当たり前、一日中働いてるのが当たり前の状態だったようです。ちなみに、残業代は一切無かったとの事。
そんな状態が何年も続いて…Aさんは精神を壊してしまいました。
躁鬱病という病気です。
躁鬱病は双極性障害といって、気分が高まったり落ち込んだりといった、躁(そう)状態と鬱(うつ)状態を繰り返す脳の病気です。
もちろん個人差はあるようですが、Aさんの場合、躁状態(気分が高まっている状態)の時は、何か少しでも不快な事があると、直ぐに激しく怒りが込み上げて来るらしいです。
例えば、コンビニで店員の態度が悪かったら「なんだその態度は?店長呼んで来い!」みたいになり、些細な事が大事になってしまってたりしたそうです。
その時は怒りしかないので些細な事とは分からないらしいのですが、時間が経つと記憶が蘇ってくるらしく、今度はその行為を振り返り、ヒドく落ち込む(うつ状態)状態が続くのだそうです。
あと、躁状態の時は、とにかく気が大きくなっているので、衝動買いが収まらないとも言っていました。
同じ商品を色違いで何個も買ったりするのですが、買うだけ買ったら終了で、一度も着ていない服や履いてない靴などが沢山あるそうです。
これも躁鬱病の人によくある症状のようです。
幸い、Aさんは役職で、収入もそれなりにあったので良かったですが、なかには高額のローンを組んでしまい破産する人も少なくないらしいです。
「そんな状態になるまで、なんで働いたんですか?」と、尋ねると…
Aさんは、
「周りも同じように働いていたから、これが当たり前なのだと思ってた。…でもそれは今振り返って思った事で、その時は本当に何も考えられなかった。。。」
と言っていました。
それを聞いて本気でゾッとしました。
そこまでいくと、もう本当に「人」ではなくて「機械」と言っても言い過ぎではない気がします。
感情が無いのですからね。
完全に自我が崩壊しています。
そして、周りの人間も同じような人だらけって…
恐ろしい環境だなと。。。
現在、Aさんの躁鬱の状態は、ある程度安定してきたらしく、普通に外出も出来るくらいには回復しています。
しかし、やはり治療は必要なので、通院費や薬代といった費用は発生します。
発症の原因は明らかに過酷な労働によるものなのですが、躁鬱病といった、精神関係の病は労災が認められないケースが多いのだそうです。(今は昔よりマシになってきてるようですが。)
Aさんもそのケースらしく、治療費は自己負担だそうです。
それを聞いて…なんだかやるせない気持ちになりました。
一生懸命働いて体を壊し、その体を治すために働いたお金を消費する。。。
なんとゆーか…
何のために働くのだろう? と、切実に考えさせられました。
その仕事に人生を犠牲にするほどの価値があったとは到底思えません。
Aさんの「周りもそうだから自分も頑張る」という気持ちは分からなくもないですが…、それは所詮「他人事」だと思うのです。
「みんなが◯◯だから自分も◯◯じゃなければならない!」
なんて決まりはありません。
周りに何と言われようが、もっと自分の感情に素直に、もっと自分主体で物事を考えていれば、きっと精神を壊さずに済んだのではないかと思います。
Aさんに限らず、他人主体の人は沢山います。
例えば、いつも仕事の愚痴を言ってる人に、「そんなに嫌なら辞めれば?」と言うと、「辞めたいんだけど、今は本当に人が少なくて辞めれない。」
「◯◯出来るのが俺しかいないから今は無理。」といった返答が、かなりの確率で返ってきます。
正直、それらは「他人の課題」であり、本人には何ら関係の無い問題です。
たまに、「いずれ辞めるけど、◯◯になってから。」と言う人もいますが、「辞める」という明確な出口があるのであれば、”いずれ” ではなく ”今すぐ” 辞めるべきだと思います。
なぜなら、◯◯になったり、◯◯するのは、ただの寄り道であり、時間の無駄でしかありません。
Aさんは、そんな経験があるにも関わらず、また働こうとしています。
「きっと再発する可能性は高いけど、働かなければ生きていけない…。」
と、ため息混じりにボソッと言いました…。
その後、今後について話してくれましたが、話を聞いてると、Aさんには「働かせてもらう」という考えしかありませんでした。
「起業する」といった、”自分の力で稼ぐ” という選択肢はまるで無く、ひたすら “労働” にしがみついている感じでした。
それが悪い訳ではありませんが、
Aさんの心を蝕んだのは、紛れも無く「労働」です。
これからどんどんテクノロジーの発展により、人間が出来る仕事(雇用)はどんどん減ってきます。
つまり、「労働」の価値は下がる一方なのです。
これからは、何かを創り出すクリエイティビティが要求される時代で、きっと、その変化に対応出来ない人間は、淘汰される運命にあると思います。
そして、Aさんを蝕んだもう一つの原因が「選択肢の無さ」だと思います。
Aさんは「お金を稼ぐ=労働」しか選択肢がありませんでした。
先にも言ったように、これからの時代、労働収入でしか稼ぐ術を知らない人は、かなり生きづらい時代になると思います。
きっと、Aさんのような人は、今後ますます増加する傾向になり、その一方で、知識や能力のある人間はどんどん豊かになっていきます。
確実に「二極化」が表面化されて来ます。
…
繰り返しますが、労働を否定している訳ではありません。
労働しか選択肢が無い事がヤバいと言ってるのです。
インターネットの普及により、今は誰でも低資金で起業する事が可能です。
ネット環境さえあれば、時間にも場所にも問われません。
労働のように時間と労力を対価にする訳ではないので、収入に限界もありません。
昔と違い、なけなしの退職金を突っ込んで開業するといった、人生を賭けて起業するリスクも無いのです。
障害がある人でも、ネットさえ使えれば、沢山の人に価値を届けられます。
この選択肢を知らずに生きるのは、本当に勿体ない事だと思うのです。
…
今回の件で思ったことは…
生きるためにお金を稼ぐのだから、その過程で体を壊してしまったら、元も子もありません。
いくらお金を稼いでも、それを使って豊かに暮らせなければ、それはただの「お金の奴隷」です。
感情の無い…ただの紙切れのために、人生を犠牲にするのは如何なものかと…。
そうならない為にも、これからの時代に必要な “個で稼ぐ” 知識をしっかり身に付け、Aさんのような人が一人でも居なくなるように、学んだ知識や情報を発信し続けたいと思った次第です。
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